“抱きしめたいほど可愛い“ぬいぐるみを目指して
「小さなお子様の創造力を育み、大人の鑑賞にも堪えるデザインで、飽きられることなく、永く愛されるぬいぐるみをお届けしたい。」
2006 年春、株式会社ノーサイドはその思いを実現するためにスタートしました。
ブランド名の Cuddly(カドリー)は「抱きしめたいほど可愛い」という意味です。
ぬいぐるみは生きているペットと同様、ともに時を過ごし心と心で繋がるもの。
感触や抱き心地、細部にまでこだわって表現されたぬいぐるみであれば、たとえそれが高価であってもお客様から価値を認めていただけるはず...
Cuddly のぬいぐるみは企画から販売までその強い思いでプロデュースされています。
日本製へのこだわり
本来、ぬいぐるみは生地から発想を得てデザインされるもの。
ところが時代が変わって安価な海外での大量生産が主流となり、キャラクターを中心に色と形だけでデザインされて作られるようになりました。
私たちはぬいぐるみにとって質感や肌触りが最も重要なものと考え、各パーツの生地を厳選してコーディネイトすることからデザインを始めます。
そして日本の職人ならではの製法により、一体一体を細部まで丁寧に仕上げています。
素材へのこだわり
Cuddly のぬいぐるみは主に日本製のハイパイルとアクリルボアという生地を使用しています。
どちらもアパレル製品ではフェイクファーとして用いられる高級感あふれる生地で、柔らかく滑らかな手触りが特徴です。
また中綿には軽くて弾力性に富んだ日本製のポリエステル綿を使い、動物の優しくて触感の良い毛並みを再現しながら、思わず抱きしめたくなるような抱き心地を追求しています。
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ディティールへのこだわり
モチーフとなる動物にはそれぞれに特徴的な愛らしい表情や仕草があり、型を起こす際にはそれを最大限に表現するよう努めています。
またマユ毛やヒゲ、手足の肉球など、動物の魅力が最大限に伝わるよう、コストと手間のかかる工程を惜しんでいません。
さらに、寝かせたり、座らせたり、背中をつまんで持ち上げたりポーズの自由度を高めるためにいくつもの工夫を凝らしてます。
そのため一度抱いてしまうと、表情はもちろんのこと大きさと重量感、肌触りが絶妙で、単なるモノではなくペットを抱いているような感覚になり離せなくなるのです。
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個性へのこだわり
商品の開発では、先に使いたい生地があって完成形をイメージしていく場合と、反対に完成形のイメージから、それに合う生地を探していく場合の2つのパターンがあります。
しかしそのどちらの場合でも、どんな性格でどこに住んでどんな生活をしているのかというそれぞれの商品に紐づける背景や内面の設定まで考えながら進めていきます。
そしてイメージが固まったら、資料を集め、まずはイラストに描き、それをもとにパタンナーが型紙を起こしてサンプル作りを始めます。
そこからは納得のいくまで何度も何度も手直しと試行錯誤を繰り返し、長い時には一年、二年と時間をかけて最終サンプルが出来上がります。
Cuddly のぬいぐるみが個性豊かなのにはそんな秘密があるのです。
厳しい環境下にある日本製のぬいぐるみ
近年、国内の製造業はますます厳しい環境下にあります。
ぬいぐるみも決して例外ではありません。
それでも海外生産では適わない素材や製造技術がある限り、国内生産にこだわってお客様に良質で永く愛される日本製のぬいぐるみをお届けしたいと考えています。
どんな時代が来ようとも Cuddly のぬいぐるみは初心を忘れずにありたいと思います。
お届けするぬいぐるみがお客様と出会い、愛情を注いでいただくことで命が吹き込まれともに時を過ごす大切な家族となることを願っています。
Cuddly のぬいぐるみを末永く可愛がってくださいますよう どうぞ宜しくお願い申し上げます。
株式会社ノーサイド 代表取締役・アートディレクター 唐木 信幸