コレクション: 想いを TSUNAGU「つなぎ」

かつて日本では、1着の着物を親子兄弟で大切に引き継ぎ使っていました。

 

擦り切れて傷んでしまった場所には、美しい柄生地でパッチワークを施し、オリジナルの一枚に仕立て直して着用しました。

衣服の役目を終えても生活雑貨に作り直して使用し、その後は燃料として使い、さらに炭になった後も肥料になったことから

木綿は捨てることがない」=〝木綿往生”という言葉が生まれたほどです。

「年月を重ねた生地を活かし、貴重な久留米絣を小さな生地まで大切に使いたい」そんな想いから、世界に1着しかない特別な「つなぎ」(オーバーオール)ができました。